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タニグチコウヨウ.blog

しょーもない一瞬一瞬を切り取っていきたい。

喫煙のマナー

最初に言っておきたい。僕はタバコが嫌いだ。ぶっちゃけ、食事の席などで目の前で何も言わずタバコを吸い始めた途端、私はその人の人格を疑う。実際ちょっぴり嫌いになる。これはタバコ嫌いな人にとっての、言葉にしないだけの普遍的な事実だと思う。今回はタバコ嫌いな人にも嫌われない(上手くいけば好かれる)立ち居振る舞いについてのマナーを少々。
 
何が嫌いって、もちろん臭いである。匂いは香りのこと、臭いは悪いにおいのこと。ひらがなにもせず”臭い”とするのはマジで嫌いだということだ。マジだ。どれくらい嫌いかと言うと、気心の知れた友人がタバコを吸う場合、臭いを察知した瞬間、
 
「ふーっ」
 
とこちらから息を吹き返し、可能な限りの煙を跳ね返す。それくらい嫌い。ほぼ反射的に行う。よく笑われるが、吸うよりはマシだ。何か扇ぐものがあればよいのかもしれないが、さすがに夏でもないのにうちわを常備するのは気が引ける。小学生じゃないんだから下敷きは持ち歩かない。僕はただ煙を吸いたくないだけなんだ。煙が体内に入ると胸が「うっ」と苦しくなるのは僕だけなのか。
 
そもそも、その場の状況に納得がいかない。吸う側は気持ち良くなり、吸われる側は不快そのもの。こんなの不公平だ。酒なら飲みすぎない限り、相手に不快な思いをさせることはない。でもタバコは違う。自然に主と従の関係にしてしまうところに疑問を感じざるを得ないのは僕だけなの?
 
…愛煙者の皆様、おっしゃりたいことはよくわかる。”そんなんじゃ生きていけないよ”でしょ?
でもね、有害物質なんすよ。
そのことを全く考慮せずにタバコを吸う。その行いは、あなたとの信頼関係にヒビを入れるほど、僕にとって重い。
 
席を離れて吸うとまではいかなくても、一言断ってから吸うとか、煙を誰もいない方向に吹くとか、とりあえず申し訳なさそうな表情を見せるとか、とにかく配慮を見せてほしい。僕は別にタバコを我慢しろと言っているわけではない。
 
しかし裏を返せば、これらのマナーを守ることは、タバコ嫌いな人からの評価を高めるチャンスに繋がる。さすがに前半、僕も言い過ぎたと思うから自分でフォローしておくが、実際に上記のようなそれなりの対応をした上で一服する人はそれだけでプラス評価になるのだ。少なくとも僕の中では。
 
何も考えずに、我が物顔でタバコを吸ってはいけない。自らが気づかない内に、周囲の信頼を失っているかもしれないのだから。
 
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下の本を読んで触発されて、好き勝手に書かせてもらった。
各界の著名人がそれぞれ好き勝手にマナーについて語るオムニバス形式の『考えるマナー』。うんうん分かるというものと、何言ってんだこの人、というものがあり捉え方はまさに読者次第。そこが面白い。”マナー”という切り口が秀逸。
自分の中での"当たり前"は必ずしも世間のそれとは一致しないということがよく分かります。ぜひご一読を。