タニグチコウヨウ.blog

しょーもない一瞬一瞬を切り取っていきたい。

おとさん!おとさん!!/MAJOR

新年あけましておめでとうございます。
 
昨年12月31日。一年の締めくくりの日。
 
朝11時ごろに起き、だらだらテレビを見て、夕方買い物して、そのあと走って、友だちに頼んで野球を教えてもらった。もちろん夜はガキ使時々紅白だ。
 
こんな毎年変わらないのんきな大晦日を過ごしたが、一つだけ例年と違う所がある。
 
野球、である。僕は今でもたまに地元の友だちとサッカーやランニングをするように、体を動かすことは結構好きな方だ。しかし、野球は別である。昔から何故かバットに当たらない、投げ方が変、フライが怖い、などありがちな理由で避けてきたスポーツだ。
 
そんな僕がよく一緒に遊ぶ元野球部の友だちに頼んで教えてもらうということは、何かあったということだ。
 
「すぐに影響されやすい。」これは小さいころから変わらない僕の特徴である。
 
とあるマンガに魅せられ、少なからず影響を受け、僕は大晦日に野球をした。
 
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そのマンガとは、『MAJOR』。(注:この先ネタバレあります)

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1994年~2010年まで少年サンデーで連載された全78巻全747話の長編野球マンガだ。
 
主人公の吾郎の幼少期からメジャーリーグで活躍するまでを描いたストーリー。
 
吾郎の絶対にあきらめない姿勢。
ピンチの時にゲームの流れを変える行動、言葉。
どれもアンビリーバボー。最高。
ヒロインとの愛の築き方も憧れる。
 
ただ、この作品の最大の魅力は「おとさん」との関係性にある。
物語の冒頭、吾郎の父である本田茂治は息子を大事に想うめちゃくちゃカッコいいプロ野球選手として描かれる。
ある時は息子に再度野球をやる姿を見せるために努力を重ね投手から野手に転向したり、またある時は息子を喜ばせるために誕生日プレゼントに横浜スタジアムを貸し切って親子でキャッチボールしたり。

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おとさんは自分の誕生日を忘れていると思っていた吾郎は、思わぬサプライズに喜び涙を流す。

なんと強く、優しい最高の父親なんだろう。
吾郎もそんな父親を「おとさん」と呼び、とても慕っていた。
 
しかし、悲劇が起こる。メジャーから来日した最強ピッチャー、ジョーギブソンの球がバッター本田の頭部を直撃し、急死してしまう。
 
亡くなったおとさんへの思いや、ギブソンへの対抗心を胸に、たくさんの仲間やライバルと出会い、吾郎は少しずつ成長していく。

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夢はおとさんと同じプロ野球選手。吾郎にとって野球は生きることそのもの。

 
そして、いっきに飛んで最終回。故障で投手引退を余儀なくされた吾郎は、家でゴロゴロしてばかりのダメな父親となっていた。そんな姿を見た娘にも嫌われはじめていた。
しかし、パチンコに行っていたはずの吾郎は引退してからの2年間を野手転向のためのトレーニング期間とし、並々ならぬ努力をしていたのだった。
子どもたちには野球の苦しさではなく、楽しさを伝えるため、野手として一軍でプレーできるまで子どもたちには内緒にしていた。
 

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そして、野手としてはじめて臨む試合。吾郎は見事ホームランを打つ。

父のホームランを目の前で見た子どもたちは野球の楽しさ、素晴らしさに気づき、吾郎はようやく、ほんとうの「おとさん」になる。まさに自分の父親が自分にしてくれたように。
 
ここまで書いて既に泣きそうだ。。
 
おとさんおとさん!!と叫びたくなること間違いなし。
 
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実は「マンガワン」というアプリでの公開日が31日までだったのだ。
僕は昨年12月15日にこのマンガの第一話をたまたま読んだ。
偶然の出会いだった。
読み始めたらいっきにハマってしまい、約2週間で78巻を読破した。心のワクワクとページをめくる手が最後まで止まらなかった。
 
マンガワンでは作品へのコメント欄があるのだが、これがまた非常に盛り上がっていた。
 
感動をありがとう!
元気をもらいました!
 
といったファンからのコメントが1000件以上も寄せられていた。
そのコメントを読んで、またこの作品の素晴らしさに感動した。
 
『MAJOR』はたしかにそこにいた人たちに毎日を生きる元気と感動を与えていた。
 
あぁ、やっぱり作品はいいな、マンガはいいな、と心から感じた。
 
作者の満田拓也先生、ありがとうございました!
マンガワン、ありがとうございました!
 
お金に余裕ができたら、全巻買います!笑
将来子どもが手に取ってくれたら嬉しいな。
 
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